ハムレット@シアタークリエ
ハムレット:井上芳雄
オフィーリア:昆 夏美
レアティーズ:伊礼彼方
ホレーショー:成河(ソンハ)
旅芸人/亡霊:阿部 裕
ポローニアス:山路和弘
ガートルード:涼風真世
クローディアス:村井國夫
ロック・ミュージカルなハムレット。
それってどうなの・・・?と思いつつもとりあえずチケ取ってみた。
考えてみたら、ハムレットの芝居を見たことがない。あまりにも有名なためなんとなーく漠然と知っているくらい。
上演時間は、休憩含め、2時間5分。短っ!賞味1時間45分。なので、いろんなところをばっさりとカットして、ハムレットと母とオフィーリアに焦点を絞ってる。
でも、元々のハムレットを知らないので、こういうものかなーと思えたし、分かりやすくて逆によかったかも。
音楽は、チェコのヤネク・レデツキー。そう、これは、チェコ発のミュージカルなのです。
で、この音楽が、かなりカッコ良くて、よかった!
基本ロックテイストなのですが、ちょっとオペラぽかったり、スパニッシュが混じったり。
やっぱり、ミュージカルは音楽が好きかどうかがかなりウエイトを占めるなあと。
(そういう意味では、ワイルドホーン作品は、いまいち私の趣味と合わないんだな・・・と改めて思った^^;;)
それと、美術もよかった。石壁のようなセットが左右に割れて、鏡になったりとか。
ちょっと、GOLD(ロダン)に似てるなと思ったら、やはり同じ人で松井るみさんでした。
この人、「眠れる雪獅子」でも美術手がけてたけど、どれも素晴らしい。
芳雄さんは、現代っぽい黒シャツ黒パンツなハムレットでそれがなかなかにカッコよかった。
歌は、元々の曲がそうなってるのだろうけど、やや、がなる系・・・^^;;
ときどき裏声っぽい高音の歌が入るのだけど、そっちのほうがキレイだった。
ロミジュリに続きヒロインの昆さん。
やっぱり見た目がちょっと子供っぽく見えるのね。20歳には見えないんだよなあ。。。^^;;
ま、それが、ピュアさになっていいといえばいい。
狂った後の演技は想像以上によかったです、ちょっと大竹しのぶさん風な演技で。
あと、前半はピュア、狂った後は童女風、というように歌声を使い分けてるところは、さすが。
レアティーズ伊礼くんはかっこいい!出番が思ったより少なかったのが残念ですが。
エリザのルドルフのころから比べて、舞台姿に一本芯がとおったようになり、いい役者になったなーと思いました。
しかし、レアティーズとオフィーリアのデュエット、「sister・・・ brother・・・」と歌う歌詞にちょっと違和感。英語が浮いちゃってるというか。いやこれは役者のせいではないのですが。
ガートルード涼風さんは、またまた、「妻・母であるよりも女」な役柄^^;;
あと、アンサンブル(と、友人ヘレナ)で平田愛咲さんが出ていたのですが、さすがに歌がうまい。声も綺麗だし。この扱いはもったいない〜!
通常のミュージカルに比べてデュエットが多いような印象を受けました。なので難易度も上がっているのだろうなーと。
音楽は生バンドでしたがたった5人。(バックステージなため全く見えませんが)ギターとドラムとキーボード、あとはシンセみたいなものなんだろうなあ。たった5人であれだけの音楽を作り出しているとは、すごいです。
あ、あと、ラストシーンからカテコへの移り変わりがちょっと特殊だった。ああいう演出、わざとなんだろうけど。
曲がよかったので、もう一度くらい見たいと思いましたが、チケットがほぼ売り切れで^^;;ざんねん。。。
同じ魂を持つがゆえに、魅かれあい、そしてぶつかりあう・・・
カミーユ・クローデルとオーギュスト・ロダン。
ロダンの彫刻は言うまでもなく超有名ですが、カミーユの作品もとても素晴らしいものだと思った。(写真でしか見てないですが)
父娘ともいうほど年が違う二人ですが、対等に魅かれあったんだろうな。
そして激しく魅かれあうと同時に同じくらい激しくぶつかりあってしまったんだろうな。
芸術家カップルって大変ね^^;;
ミュージカル作品「GOLD〜カミーユとロダン」
@シアタークリエ
まず、舞台美術がすばらしかった。
舞台いっぱいに彫刻が並べられ、奥は石造りの壁、そして「地獄の門」の彫刻。
これ実際に作ったんだろうか。ほんとすばらしかった。
主演は、新妻聖子ちゃんと石丸幹二さん。
聖子ちゃんはまさに歌姫! すーばーらーしーい。
それとカミーユの少女時代から演じているのですが、生き生きと可愛らしい。才気あふれる感じがよくでている。
ロダン役の石丸さん。かっこいいww 内縁の妻がいるのにカミーユに魅かれずにはいられない、ちょっとずるい男^^;;なんだけど、石丸さんが演じていたら、まあしょうがないかと思わせるw
カミーユの弟。ポール・クローデル(不覚にもこの二人が姉弟だということに気づいてなかった・・・^^;)詩人にして外交官。しかしすごい才能あふれた姉弟だな。演じているのは伊礼彼方くん。ハーフの美貌が役にぴったり。今まで見た中で一番、美貌を生かしたハマリ役だと思った^^
音楽もいいし、出演者もすばらしいし、見ごたえある舞台でした。
カルテットという名の青春 にも登場していたチェリストの宮田さんですが、私は音コンで優勝したあたりからチェックずみ!ふふん!w 確かJTアフィニスでカルテットを聞いたこともある。(ジュピターだったかどうかは覚えてないけど、室内楽のチェリストとして、音楽の推進力がすばらしいなーと思った。)
ソロリサイタルを聞くのははじめて。
サントリー小ホール。席は。前から3列目のかぶりつき(爆)だったけど、
ここって、特に音響がいいわけではなくて、平土間なので後ろだとかなり見づらいと思い、
だったら前の方がいいかなと。
曲目は、
ラフマニノフ ヴォカリーズ
ドビュッシー チェロソナタ
ポッパー ハンガリア狂詩曲
Rシュトラウス チェロソナタ
です。
ヴォカリーズは、正直、この超有名な小品で、リサイタルの幕開けをするのは、
さすがに難しいよなあ、と思ってしまいました。別に悪くない出来なのだけど、いまいち、
のりきれてないような。
ドビュッシーは、ちょっと私の好みにあわない曲調だったです^^;;
前半の白眉はやっぱりポッパーだと思う。超絶技巧を軽々と弾き、とても楽しそうに演奏した。
ピアノの柳谷さんも、30歳くらいの若手(日本人だけどカナダ育ち)で、弾いてるところは
ピアノの影で見えなかったけれど、やっぱりすごい技術の持ち主で、つまるところこの二人、
音楽の方向性が同じなのでとてもいい組み合わせなのではないかと思った。
休憩をはさんで、シュトラウスのソナタ。
シュトラウスってVnソナタもそうだけど、とにかくピアノパートが難しい!
Vnソナタと同じく若書きなのだけど、チェロソナタもいい曲でした。
テクニックと感情表現が高い次元でかみあっている演奏。
これも堪能しました。
そしてアンコールは大盤振る舞い4曲w
ファリャの火祭りの踊り
ファリャの子守唄「ナナ」
尾高尚忠「夜曲」
そして最後に「これで終わりにしますから(笑)」と言って(←このへんのステージの取りしきりっぷりも堂々たるもの♪)、カプスーチンのブルレスケ。
これがまたよかった!ちょっとジャズっぽいテイストの曲で、二人ともノリノリで大盛り上がりでコンサート終了しました。
アンコールが終わっても、9時前で、確かに本編がちょっと短めだったけど、このくらいでボリュームとしてはちょうどよいかな。
そしてCD発売とサイン会があり、ミーハーなのでしっかり参加してきました。(かなりの人数が並んでいました。)
サインをしてもらい、「次はコダーイかラフマニノフが聞きたいです」と話しかけてみると、
「僕ラフマニノフだぁいすきなんですよ!(←ほんとにこんな感じで喋ってくれました。かわいらしいwまさしく好青年)」だそうです。
これからもいろんな演奏を聴いていきたいと思えるチェリストでした!!
カルテットという名の青春
BS朝日で放送された番組です。
日本の若手4人で結成されたジュピターカルテット(植村太郎・佐橘マドカ・原麻理子・宮田大)
の3年半を追ったドキュメント。
まずすごい贅沢な作りの番組にびっくり。とあるカルテット(しかも、全国的には知名度は低いと思われる)に3年半も密着するなんて。さすが、五嶋龍のオデッセイを作ったテレビマンユニオン。
そして内容のほうも。
見る前に漠然と想像していた、「カルテットとして歩んでいく4人組み」の姿とはちょっと違うんです。
どっちかというと、4人それぞれの、苦悩や悩み、喜び、音楽への姿勢、にそれぞれ焦点が当てられている。
もう本当にマンガか小説か!と思うくらいにドラマが満載で。
なおかつ音楽(とくに、弦楽器)をやる人にはものすごく含蓄のある番組でした。
このジュピターの4人は、それぞれ、音コンで優勝したりとかそれぞれがとても実力と才能のある、そんな4人が集まってカルテットをやっていて、ミュンヘンコンクールを目指す。
最初は、そのコンクールに向けてのドキュメントを作ろうと思っていたディレクター。
しかし世界の壁はあつく、予選(テープ審査)でまさかの落選。
それに加えて、ビオラの原さんが、海外で勉強したい、と脱退を宣言。
まさかのカルテットの活動休止。
しかし、ここから、他の3人も海外留学を選択し、ドキュメントが続いてゆきます。
海外で、それぞれ苦労しながら自分と楽器と向き合う日々。
ビオラの原さんは、9月のビオラコンサートで拝見しましたが、すごく華やかな雰囲気と音色で、
よくあるビオラらしからぬ。。。(笑) なので、彼女が「もっと思い通りに、自由に弾きたいから」と
ジュピター脱退を宣言するのは、なんだかわかる気がします。
2ndの佐橘さんは、典型的なセカンド気質というか、「私、控えめでいいので。。。」みたいなタイプだったのが、留学して、すごく練習環境などにも苦労して、自分の音に向き合っていく。
チェロの宮田くんは、一番才能に恵まれているんだと思う、実は5年くらい前からチェックずみ(イケメ・・・げふんげふん^^) ロストロコンクールで優勝して、限られた人しか学べないアカデミーで勉強して。そんな彼も、カルテットとしての演奏と、コンチェルトでソロを弾く演奏の違いに、苦労したりする。
1stの植村さんは、おそらく、一番、留学で苦悩したかもしれない。テクニックでは全く困らない彼だが、「音楽」を表現することにおいて、思わぬ苦労をしいられる。
今回、海外の先生方が、言葉を違えども、たびたび言っていたこと、「話すように弾いて」とか「心を開いて・・・」とか「フレーズは虹のようなもの」とか、「そこにある美しさを見せてくれればいい」とか。(うろ覚えなので、ちょっと違うかもしれません)
ものすごーく、考えさせられた言葉でした。
もちろん、根底にある技術が、申し分なくしっかりしていて、さらにその先を、という前提なのですが。
日本の音楽教育の弊害というか限界というか・・・・
音楽を感じることの難しさというか・・・
多分、宮田くんとか原さんとかは、これがなんとなく出来ているタイプで、植村さんが、もっとも、そこに苦労していた人だと思う。(1stなので尚更)。
そして苦労をかさねた植村さんをさらにアクシデントが襲うのですが、本当に気の毒でたまらなかったです(涙)
4人がそれぞれ苦闘し、また再びジュピターとして集まるシーンは、本当に、青春だなって感じで、見ていてすごく微笑ましかった。ほんとに仲がいい4人なんだなーって。
結局、ジュピターはさらなる発展を遂げるために、また活動休止。
でも、もっと大きくなった4人がまた集まって音楽を奏でるときがきたら、そこにどんな音楽が産まれるのか。将来が楽しみです。
スタジオライフ 夏夢 Sチーム
ライサンダー 笠原さん ハーミア 岩崎大ちゃん ヘレナ 坂本さん ディミトリアス 仲原くん
ハーミア大ちゃんは、登場シーンが客席なのだけど、出てきた瞬間、「うわ美人@@」
と思った。
大ちゃんは綺麗な顔立ちだけど、いままで、女装を綺麗、と思ったことは個人的にはそんなに
なかったのだけど、今回はびっくり。
やっぱりメイクが違うのかなー。あと、カツラも。
森のどたばたシーンはもう凄かった。大ちゃん大爆発(??) アクションすごすぎ。身体能力高すぎ。セットのポールを使って、上海雑技団なみの技をくりだす。(ま、そこまでしなくても・・・とちょっと思ったけど^^;;)
ディミトリアスの仲原くんもなかなかよかった。笠原・岩崎・坂本の中に混じると、明らかに「若い」感じがしちゃうんだけど、それがかえってキャラに合ってる。
及ちゃんは豆の花!(かわいかった^^) セッキーがからしの種(美人メイクすぎて分からなかった。爆)
狙ったわけではないのだけど、Sチームの千秋楽だったので、一言ずつ挨拶がありました。
大ちゃんは、「坂本くん相手だと安心して暴れられる」とかなんとか。
セッキーは「今までで一番可愛いと言われた。褒められてるようでやっぱり落とされてるw」
仲原くんは「いつかフルコーラスで歌ってみたい」笑。がんばれー